餡とかわ【ひまわり菓子店のシュークリーム】
大福、餃子、肉まん、どら焼き…
どれもこれも「餡とかわ」。甘いしょっぱいどちらでも、餡とかわで出来た食べ物にはなんとも言えない魅力があります。「好きな食べ物は白玉です」、と公言している私は【もちもち】と書いてあったら手に取らずにはいられない無類のもちもちむちむち好き。こちらはキラリときめく「餡とかわ」に出会えたときに、その素敵さをみなさんにおすそわけしていく不定期通信です。
初回はさ、大福とか、もちもちキューキュー(台湾語でもちもちのことをキューキューというのだそうです、かわいいね)の「餡とかわ」で、と思っていたのですがぬるっと始めたニュースレターだもの、気張りすぎずぬるっと企画を始めてもいいじゃないの!というわけでシュークリームからスタートです。
今日おすそ分けしたいのは、盛岡市本宮にあるひまわり菓子店のシュークリーム。最近お昼頃にお店に行くことが多かったので、その時間にはお目にかかれず。夕方に行ったらなんとなんとショーケースにいらっしゃいました。うれし〜。今日は中学生の娘の誕生日で、ケーキを買いに立ち寄ったのです。3つケーキを選んで、ローソクも買って、お会計も終わって。帰るぞ。よし。
……シュークリーム……?
今日は無理だよ、うん、一個ケーキ食べるから。3月には東京マラソンだよ?それまでに5キロ体重落とすってgeminiに叱咤激励されながら頑張り始めたところじゃない?え、でも明日ならいい?チセのみんなで食べたら、ねえ。みんな喜ぶよねえ、買っていったらさ。
「あの、ケーキと別でシュークリーム5個ください」
息子は小さい頃、ケーキの生クリームを食べると「口の中がむずむずする」と言って、チーズケーキばかり食べていた。ひまわり菓子店に初めて行ったのも確かその頃で、もうケーキが残り少ない夕方に、息子がきりぎり食べられそうなレアチーズケーキを買って帰った。誕生日のお祝いだったのに、みんな揃って食べられるケーキが調達できなかった自分の段取り力のなさにしょんぼりしながらの帰路。助手席にはオレンジ色の包装紙と黄色のリボンがかかったケーキ箱。
余談だが、この箱の佇まいもめっちゃ好きである。ひまわりのいいところが詰まったような、助手席に乗っけているだけで車の中はもう幸せでいっぱいになるパワーがある包みなのである。
そう、それで、家に帰っていざローソクを消してレアチーズケーキを一口。すると、「このクリームはだいじょぶだよ、むずむずしない」と言って完食。またひとつ、元気に年齢を重ねたんだなあという子どものお誕生日特有の感慨深さも重なり、我が家にとって忘れられない味になったのです。
そう、そんなわけでシュークリーム。このクリームももちろん「むずむず」しません(笑)何が違うんだろうな、他のケーキのクリームと。ふんわりとやわらかくて、かるくて、ていねいで、控えめです。皮はぱり!でもさくっ!でもなく、擬音だとしたらしっとり。性格の良さを感じます。「シュークリームは飲み物だ」という名言を残した友人がいるのですが、その子の教えの通りにちょっと吸い込みながらぱくつくと、クリームが反対側から出ちゃった!なんていうアクシデントを避けられます。そして吸い込むことで白く甘やかな香りもす〜〜っと鼻から入ってきて、なんだか極楽〜〜という気持ちになるのです。は〜食べたくなってきた!
ここまで書いておいてなんですが、そう、まだ、食べてないんですよね、冷蔵庫にいるんです、5個。朝までに減りそうです、シュークリーム。
というわけで、初回の「餡とかわ」でした。今月は台湾に行く予定もありまして、餡とかわの更新がずんずん進みそうですよ!
かわいいよね、餡とかわ。おいしいよねえ、餡とかわ。
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