おばさんだったのか、おばあさんだったのか(11月10日)
朝のコメダで打ち合わせ前に仕事をすすめる。コンセントがある席がいいな、と大学生くらいの男性の店員さんに声をかけた。正直あまり返答を期待してなかったの、その店員さんがどうこうというよりも、自分も飲食店で働いていた時にお客さまに聞かれそうなことをどんどん覚えていかなきゃいけなくて、フロアのことは優先順位低かったなあという気がしたから。ダメ元で聞いたんです。
でもその店員さんはスマートに、「2人がけの席にはコンセントがついている」と教えてくれました。ぽつりと私が「1時間後に、あと2人来るんだ」と言うと、それなら、とすぐ「4人掛けのテーブルだとあのテーブルの下にはありますので、あちらの席がよろしいかと」と丁寧に教えてくれた。
声のトーンも穏やかで、ゆったりとしていて、朝からとてもとてもいい気持ちになった。
席について私がにこにこで荷物を下ろしていたら、「見づらいんですが、お姉さんの足元にありますので」と声をかけてくれた。
お客さま、ではなくおねえさん、と呼ぶところに、彼の年齢相応のことばがすこしだけ垣間見えた気がして、これまた嬉しい。
そして、お姉さん、と言うのはいいね、たぶんだけど誰も不幸にしない(笑) 小さい頃息子に、「あの人はおばさんだったのか、おばあさんだったのか、何て呼んだらよかったんだろう」と聞かれたことがある。どっちだって、丁寧に伝えたら小さい子どもに怒る人はいないんじゃないかなあと言う気もしたけど、「女性に声をかけるとき、なんて呼んだらいいか困ったらおばさん、とか、おばあさん、とかじゃなくて、お姉さん、って呼んでみたらいいよ」って話していた。関係性が浅く、瞬発力重視のとき、例えば通り過ぎそうな人に、なんとか感謝を伝えたい、とか。そういうとき呼び方を迷っている暇はない。平均点を超える呼び方で、スパン!と話しかけるのだ。いいのよ、お姉さんなんて年齢じゃないわよ、とか言われても。大事なのはその先だから、守備範囲が広い「お姉さん」で守りつつ、大急ぎのありがとうを伝えるのだ。